ドメインのオプションサービスは、なぜ別料金なのでしょうか
ドメインは999円と書いてあったのに、決済画面では約3,000円になります。オプション料金がなぜ生まれたのか、何がよく有料になっているのか、実際に支払う金額をどう計算するのかを説明します。
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著者: Hyunjun Park999円と書いてあったのに、決済画面では約3,000円です
ドメインを初めて買うと、こういう経験をします。検索結果にはたしかに初年度999円と書かれています。カートに入れて決済画面に進むと、行がいくつか増えています。個人情報保護、ドメインセキュリティ、DNS高度管理。一つひとつは数百円ですが、すべて合わせると最初に見た価格の2倍から3倍になります。
チェックを一つずつ外しながら、これは本当に必要なのか、外すと何が起きるのかがわからず、そのまま決済してしまう方も少なくありません。
この記事では、オプション料金がなぜ生まれたのか、何がよく有料になっているのか、そしてドメインの本当の価格をどう計算するのかを説明します。
ドメインそのものでは、あまり利益が出ません
ドメイン登録事業者は、ドメインを自分で作っているわけではありません。.com や .kr を管理するレジストリから卸値で仕入れ、お客様に販売しています。卸値はどの登録事業者でもほぼ同じです。
そのため、ドメインの価格だけで競争するのは難しくなります。少し高いだけで、お客様は隣の店に移ってしまいます。ここでよく使われる方法が2つあります。
1つ目は、初年度の価格を原価近くまで、ときには原価より下まで下げる方法です。その分の損は翌年の更新料金で埋めます。初年度999円だったドメインが2年目に2,000円を超えるのはこのためです。
2つ目がオプションサービスです。ドメインの価格は低く見せておき、決済の段階で選択項目を付けて実際の売上を作ります。
どちらも間違ったやり方だとは言い切れません。ただ、お客様が最初に見た価格と実際に支払う金額が変わるという点は、知っておく必要があります。
よく別料金になっているもの
WHOIS情報保護
ドメインを登録すると、登録者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスがWHOISという公開照会システムに掲載されます。情報保護は、この内容を非公開にする機能です。個人がドメインを登録する場合は事実上必須です。有効にしないと、迷惑電話や迷惑メールが届きます。
DNS
ドメインをサーバーやメールサービスにつなぐには、DNSレコードを設定する必要があります。基本のDNSは提供しつつ、レコード数に制限を設けたり、一部のレコード種別を有料プランだけに開放したりしているところがあります。
転送(フォワーディング)
mybrand.com にアクセスした人を別のアドレスへ送る機能です。複数のドメインを持つ会社が、1つにまとめるときに使います。
DNSSEC
DNSの応答が途中で書き換えられていないことを、署名で確認するセキュリティ機能です。「プレミアムDNS」という名前の有料プランに含められている場合があります。
移管ロック
誰かが自分のドメインを勝手に別の登録事業者へ移せないようにする機能です。基本のロックは無料で提供し、もう一段強いロックを「ドメイン保護」のような名前で販売しているところがあります。
これらの機能には共通点があります。ドメインをきちんと使うにはどのみち必要なものであり、一度有効にしてしまえば、登録事業者側で継続的にかかるコストは大きくありません。
本当の価格は3年分で計算します
ドメインは一度買って終わりというものではありません。使っている間、毎年更新します。そのため、初年度の価格ではなく数年分を合計してみて、初めて実際の費用が見えてきます。
計算は簡単です。
3年間の総費用 = 初年度の登録料金 + 更新料金 × 2 + オプションサービスの年額 × 3
決済する前に、次の3点を確認してください。
- 更新料金はいくらか。 検索結果に初年度の価格だけが大きく書かれている場合は、更新料金を別に調べる必要があります。
- オプションサービスが最初からチェックされているか。 外せるかどうか、外すとどの機能が無効になるかを確認します。
- オプションサービスも毎年更新されるか。 初年度だけ無料で、2年目から料金がかかる場合があります。
初年度がいちばん安いところが、3年で見るといちばん高いところだった、ということは珍しくありません。
LETOの場合
LETOでは、以下の機能に別料金をいただいていません。すべてドメイン料金に含まれています。
- WHOIS情報保護
- DNSレコード
- 転送(フォワーディング)
- DNSSEC
- ネームサーバーの変更
- 移管ロック
- 組織での共有
- 自動更新
WHOIS情報保護と移管ロックは、有効になった状態で登録されます。決済画面でチェックを入れるものも、外すものもありません。
価格表には、登録料金の横に更新料金と移管料金をあわせて記載しています。来年いくら支払うのかが、今の時点でわかります。
隠さずにお伝えすると、ドメイン料金のほかに費用がかかる場合もあります。プレミアムドメインは、レジストリが名前ごとに個別に価格を決めているため、通常の価格表とは異なります。メールホスティングやウェブホスティングのように、サーバーが別途必要なものは別の商品です。こうしたものはドメインの決済画面に差し込まず、別に選んでいただく形にしています。
まとめ
オプション料金は、ドメインそのものの利幅が薄いことから生まれた慣行です。それ自体が悪いわけではありませんが、最初に見た価格と実際に支払う金額が変わる原因になります。
ドメインを選ぶときは、初年度の価格ではなく、更新料金とオプションサービスを含めた数年分の合計を見てください。その数字が、実際に支払う金額です。
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